浮気調査の目的

浮気調査の目的は、浮気現場の証拠を取得することです。

つまり、尾行、張り込み等により浮気（不倫）や不貞の証拠をカメラやビデオによって撮影し、報告書にまとめる形が一般的です。この報告書は、探偵や興信所に依頼した場合、裁判でも利用可能な形で提示されるのが一般的です。

この証拠を利用して、離婚する場合には、その原因が相手にあることを認めさせ、慰謝料の請求等を有利に進めることが出来ます。

また逆に、浮気相手との関係を断ち、関係の修復を行い、再構築を進めることも可能です。証拠を浮気相手に突き付けることにより、慰謝料の請求も可能になりますので、今後一切、関係を持たないと云う条件で、浮気相手が身を引くことも多いからです。

もちろん、すんなり行かない場合もあるかと思います。その場合には、裁判になりますので、その際、浮気調査で取得した証拠により、裁判を有利に戦うことが可能になるのです。

そもそも、浮気相手の住所や電話番号等の連絡先が不明な場合、慰謝料の請求そのものが行えません。また、相手の資産や収入等の情報がないと、請求額の算定も難しくなります。

これらの情報を、個人の力で確認・収集することは、困難なことが多く、相手に気付かれた場合、逆に訴えられる可能性もあります。
例えば、現場で相手の敷地内へ入り、見つかった場合、住居侵入罪で訴えられることもあり得ます。

なので、浮気調査は、専門である探偵に依頼するのが一般的です。

但し、探偵業法上、探偵の業務範囲は、日本に限定されます。海外の場合、日本の法律が適用されませんので、日本の探偵が業務を行うことは、出来ません。

何れにしても、浮気に気付いたら、まずは、浮気調査の専門家に依頼し、相手が気付く前に、浮気の証拠を掴むことが重要です。

その上で、離婚するのか、再構築するのか、冷静に考えましょう。

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